先ほど、
『子育ての経済学』(ジョシュア・ガンズ) (原本は、
"Parentonomics: An Economist Dad Looks at Parenting" by Joshua Gans)を読み終えた。
この、作者である
ジョシュア・ガンズ氏は、
Game Theorist というブログも書いているエコノミストで、よって、普通の経済学者であるわけだけれど、自分の3人の子供の子育てを経済学的な視点から書いたのが本書。
…というと、「子育ては、高リスク低リターンの投資効率の悪いものと書いてあるんでしょう?」と言われそうだけれど(現に、今朝、この本を読んでいると友人に話したら、予想通りのコメントが帰ってきた)そうではなく、子供を「モーティベーションの低い部下」に見立てたり、どのようにインセンティブを与えるか等を面白く紹介していて、あっという間に読めてしまった。
よって、あまり、「経済学」とは言えないかもしれないけれど、数ヶ月前に読んだ
マーク・スローン著「赤ちゃんの科学」と同様、夫にも勧めてみようと思った一冊。
その夫、先ほど家に帰ってきました。
それほど遅い帰宅ではないけれど、同僚と飲みすぎたみたいで、寝過ごして随分先まで行ってしまった模様。
家で飲めないわけでもないのに、そして、家で飲む方がずっと安いし、タバコも無いし、落ち着けるのに、何故、外だとあそこまで飲んでしまうのか不明。これこそ、経済学的説明が欲しいところ。
うーん。
「飲み過ぎ&タバコ臭い&洋服も臭い&食べ物のも大しておいしくない&合計金額は『美味しいものと美味しいワインを良いお店で頂く』のと変わらない&次の日もすっきりしない&満足感が少ない」
…どこをどう考えても、良い説明が出るとは思えない行動なんだけど。