人気ブログランキング | 話題のタグを見る

そろそろタイトル変えようか。(現在東京)

welcome2ny.exblog.jp
ブログトップ

水の配給開始。

昨日、東京都が23日、放射性ヨウ素が検出されたことを理由に、23区と多摩地区の5市を対象に、乳児に水道水を与えるのを控えるよう呼びかけました。

昨日午後、それを見た夫から電話があり、早速お水を買いに行ったのですが、5件回って買えたのは6リットル分だけでした。

本当は、買い占めのようなことはしたくないし、自分たち夫婦や両親だけなら損なのは必要ありません。でも、自分の子供のことになると、どうしても、「少しでも危ない」と聞いてしまえばそれを避ける方法を考えてしまうもの。

我が家には、昨年買っておいたお水が6リットル、実家にも12リットルあります。子供は一日1リットルくらい飲むので、約18日分になるかならないか程度のストックがありますが、それで安心できるのでしょうか?

そんな中、今日から、東京都では1歳未満の乳児を持つ家庭に、お水を配り始めました
私は区のウェブサイトで確認して、近くの区民事務所でお水を受け取ってきましたが、約1.5リットル。一日半で終わる量です。それでも、いただけるだけありがたいのです。母子手帳の裏に、受け取った日と、受け取った場所のスタンプを押されました。「あまり、残る物なので押してほしくないです。中に押せませんか?」と聞いたところ、「いや、これも、記念と思えば…」と言われ、結局、どーんと目立つところに押されました。(涙)まあ、これも、「記念」と思うことにしましょう。Positive thinkingですな。

ちなみに、「東京水」ではなく、サントリーの水でした。

さて。

昨日、この水のヨウ素濃度のニュースを見た後、「だったら、どうすれば良いの?」とか、「「厚労省設定の数値は長期間飲用した場合の健康被害を考慮したもので、代替飲用水が確保できない場合は摂取しても差し支えない」 OKなのかダメなのか、はっきり言ってほしい」とTweetしたところ、知人から夜12時過ぎに、「確率の問題だから云々」というメールが来ました。

で、彼の言う、確率の問題とか「長期間がどれだけか」とか、そう言うことを考えれば、あまり神経質になる必要は無いのだろうとは思うのだろうけれど、彼が理解していないのは、「いくら、理性的に確率だの可能性だの語られたって、自分に子供がいたら、白黒つけてくれと言いたくなる気持ち」。

正直、子供を寝かしつけている時に携帯にそう言うメールを送って来ることにもイラッとしたし、「そんな理論は聞きたくないんだってば!」と言ってやりたくなりました。ああ、自分は根性悪だ、と自己嫌悪に陥りつつも、正直、そう思ったんです。

多分、本当はそれほど被害も何も出ていない東京にいるくせに、精神的に(テレビ等の影響から、)不安とかイライラとかが募っているのでしょう。いけないいけない、と思います。

でも、こんな時、母が昨日も今日も家に来てくれて、数時間過ごして子供の相手をしてくれたり、一緒にお茶を飲んでいるだけで、随分安心できました。

感謝、感謝です。
by welcome2nyc | 2011-03-24 18:43 | 雑感